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乳がん

乳がんの事故検診の方法

鑑を見て、いつもと異なり、乳房の形にいびつなところやくぼみや引きつれがないか観察しましょう。

あおむけになり、片方の肩の下に座布団等を入れて乳房をたいらにし、腕をおろし、反対側の指先で乳房の外側をさわります。

腕を上げて乳房の内側をさわり、ふだんないところに新しいしこりができてきていないか調べます。

最後に、乳首を圧迫し血液の混じった乳汁が出ないか調べます。

乳がんの早期発見は、毎月生理が終わって1週間以内に、閉経した方は、毎月1回、日を決めてチェックしましょう(自己検診)。40歳以上の方は、早期発見のため一年に1回マンモグラフィ検査を受けてください。厚生労働省は、自己検診とマンモグラフィ検査を推奨しています。

乳がんの患者さんの約80%は、自分で乳がんを見つけた方です。胃がんや大腸がんなどの他のがんと違い乳がんは自分で発見できるがんです。健康診断というよりむしろ自己検診が大切な病気です。乳がんを直径2cm以内で見つけると約90%が完治するといわれています。直径2cmというとかなり大きなものです。普段ないところに新しいしこりができてきて少しづつ大きくなるようでしたら赤信号です。精密検査を受けましょう。典型的な乳がんは、意外に硬く、消しゴムぐらい硬いとか、乳房の中に小豆が隠れているようだといわれます。少しでこぼこしています。

また、乳首から血が混じったような分泌物や乳汁がある場合、精密検査が必要になります。その他、乳房が変形してきたとか、変なくぼみができてきたというような場合も精密検査が必要になります。万が一しこりが見つかったら専門医のいる乳腺外来で精密検査を受けてください。

乳がんは、食事の脂肪摂取量が増えると危険性が増加するといわれています。脂肪摂取量の増加とともに日本も欧米諸国並みに乳がんが増加しています。30才、40才、50才台の女性のがんの死亡の一位は、乳がんになってしまいました。

現在は、20人に1人程度の女性が一生の間に乳がんを経験していますが、このまま食事の洋風化とともに乳がんが増加しますと、9人に1人ぐらいの女性は、一生の間に乳がんを経験することになるだろうと予想されています。



マンモグラフィ検査のお勧め

マンモグラフィ検査とは、乳房の特殊なレントゲン検査で、乳房の微細な石灰化をとらえ乳がんを早期から発見することができるといわれています。当院のマンモグラフィ検査の装置は、最新のもので、検査結果も専門医2人で判定しています。
検査料金 5,512円 (消費税込 医師の触診を含む)