ひまわり便り

2024年9月4日 水曜日

排便後の血圧低下

排便後に血圧が下がり、ふらついてしまう原因についてお話したいと思います。 原因として、迷走神経と副交感神経の2つの神経が関わってきます。 迷走神経は感覚・運動神経の一つです。迷走神経が刺激されることで、血圧の低下やめまいの症状が引き起こされるのです。 また、副交感神経は自律神経の一つです。自律神経は交感神経、副交感神経からなります。 交感神経が優位になると興奮、血圧が上がり、副交感神経が優位になると血圧が下がります。排便時には副交感神経が優位となるため、 ふらついてしまうのです。

2024年9月4日 水曜日

排便時の血圧上昇

排便時の血圧上昇についてお話したいと思います。 便秘により、なかなか排便がうまくいかない時、トイレで便を出そうといきむことで腹腔内の圧力が高まり血圧が急激に上がります。 また、冷たい便座に座ったとき体が冷えると、体温を逃がさないように血管が収縮するので、血圧があがりやすくなります。 いきみや冷えによる血圧の急激な上昇は、脳梗塞や心筋梗塞が引き起こされるきっかけです。 便秘がある人や血圧が高めな人、高齢者は注意が必要です。 便秘の時は特にトイレ時間を気をつけましょう。